マルヤマグループは、各種事業を営む総合企業です。新築・リフォーム・不動産の事から、木製品販売、電子基板製造、道路関連事業、幼稚園・保育園など、広範囲にわたる事業を展開しています。
地域の山を守り、里山の活性化につなげたい。
周囲を山々に囲まれ、東濃桧の産地としても有名な岐阜県中津川市。
丸山木材工業 国産材事業部は、この恵まれた地で、様々な山に関する活動を行っています。
山は正しく整備し、木を育成することで、多くの恩恵がえられる有効な資源です。
わたしたちは、森林整備、森林経営、立木調査等を通し、山を育てるプロフェッショナルです。
東濃桧をはじめ、良質な木材の産地として知られている岐阜県中津川市。
寒暖の差が激しいこの地では、ゆっくりと木が成育し、山が多い山間部であることから強風や台風なども少ないため、年輪幅が均一で、幹が太くまっすぐな、希少価値の高い良質の木材が多く採れます。
わたしたちは、良材の産地である里山を整備、育成することで、製材・地場産業など地域の活性化に繋げ、地域を元気にしたいと思っています。
深く根を張った木々が生い茂る健康な森林は、水源かん養機能が高く、様々な恵みを与えてくれます。
水源かん養機能とは、山の保水機能が高まることで、河川に流れ込む水量を抑制し、洪水を緩和する機能のこと。
水を吸い込み、貯める力のある土壌のある森林は、 雨水を地中に貯め、ゆっくりと時間をかけて流出させていく「自然のダム」のような働きをします。
雨は空気中の汚れを含んでいますが、水源かん養機能の高い山林に降り注いだ雨は、 ゆっくりと土の中を移動していくうちに汚れが取り除かれ、 水質が中和され、ミネラルが増え、キレイでおいしい水になります。水源かん養機能とは、広義には水質浄化につながるのです。
このように洪水を防止し、水質を浄化する森林の働きは、 私たちの暮らしを守ることにも繋がっていきます。 水源かん養機能の高い健全な状態の森林を保つためには、間伐を行い、 土壌に栄養を行き渡らせるとともに、深く根を張る健全な樹木の成長が不可欠なのです。
地球温暖化防止には、大気中のCO2の削減が重要な課題です。
森林は二酸化炭素の吸収源として大きな役割が期待されています。
森にある木は光合成によって二酸化炭素を吸収し、炭素を有機物として蓄えながら成長していきます。 木は呼吸をしていますが、光合成によって吸収されるCO2のほうが、呼吸によって排出されるCO2よりも多いのです。
林野省の算出によれば、適切に手入れされている40年生のスギ人工林は、1ヘクタールあたり約79トンの炭素(二酸化炭素に換算すると約290トン)を蓄えていると推定され、1年間に吸収する二酸化炭素の量は、約8.8トン(炭素量に換算すると約2.3トン)と推定されているとのこと。 (出典元:林野省 森林はどのぐらいの量の二酸化炭素を吸収しているの?)
ただ見守っているだけでは、地球温暖化防止に貢献できる森林にはなりません。
樹齢を重ねた木は多くの炭素を蓄えていますが、徐々にCO2の吸収量が減っていきます。 より多くのCO2を吸収してくれる若木を育てつつ、その成長に応じた適切な間伐を行い、森林サイクルを続けていく。それが、 CO2削減に大きく貢献する山林を育てることになるのです。
立木の買い取りから、山の買い取りまで、山に関する売買を行っています。
山を管理しきれずお困りの方、ぜひご相談ください。お客様にかわって、 弊社がしっかりと維持・管理をさせていただきます。
※森林簿を取得するための委任状をいただければ、スムーズな調査ができます。
間伐、山の手入れ、森林経営、管理しきれない山のご相談など、 山に関する事ならお気軽にお問い合わせください。