国産材を使う
戦後植林を進めてきた針葉樹も伐期を迎えており、輸入材に頼ってきた我が国の木材自給率は未だ低水準であります。 輸入材を国産材に置き換えることで豊富な森林資源を持つ、この中津川周辺の木材を有効活動することは、山林の活用、林業従事者の育成、森林保全、地域活性化の一役を担えると考えております。
当社では従来、多くを輸入材に頼ってきた一般建築部材やツーバイフォー住宅用スタッド材を中心に製材を行います。また、製材過程で生じる端材を利用して製紙用チップを生産し、産業廃棄物である樹皮を乾燥用ボイラーの燃料として利用しております。
小径木の利用
岐阜県では年間100万立方メートルの木材を伐倒していますが、利用されているのは40万立方メートル弱と言われています。多くは未利用木材と呼ばれ切り捨てられそのまま山に放置されており、その利用に注目されています。
小径木は、主に間伐によって生産されるもので、適切な間伐や皆伐を行うことにより、地域の山々の環境保全や山林の育成に寄与しております。
当社の事業は、中津川周辺の森林資源を有効活用し、製材を軸とした事業を展開することで、林業活性化を図ります。